JLPT_N1- Đề 3

Cấp độ: N1 Thời gian: 140 phút Tổng điểm: 147

言語知識(文字・漢字・文法)- 読解

問題1: 問題1 ___の言葉の読み方として最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

1.

この寺の周辺には樹木が茂っている。

2.

将来のために様々な知識を蓄えておきたい。

3.

この店は今月から商品の陳列の仕方を変更しました。

4.

今日の舞台は華やかで、観客を大いに楽しませた。

5.

専門家に鑑定を依頼した。

6.

この雑誌にある情報は少し偏っている。

問題2: 問題2( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

1.

今回の事故から得た()をもとに、再発を防止するための対策を立てた。

2.

林さんは服の()が抜群で、いつもすてきな服装をしている。

3.

A 社は、開発した技術が()するのを防ぐため、管理体制を強化した。

4.

どんな苦難に直面しても、最善を()よう努めている。

5.

駅から博物館まではバスが()出ているので、ほとんど待たずに乗ることができる。

6.

一日中歩いて()疲れたので、今夜はゆっくり休みたい。

7.

母に相談したかったが、忙しそうだったので、なかなか話を( )ことができなかった。

問題3: 問題3__の言葉に意味が最も近いものを、 1・2・3・4から一つ選びなさい。

1.

この文は主人公の心情を端的に表している。

2.

わずらわしい作業がやっと終わった。

3.

私は小学校の同級生の名前をかろうじて思い出した。

4.

彼は自尊心を取り戻した。

5.

これは私にとってささいな問題だ。

6.

佐藤さんは少しとまどっているようだった。

問題4: 問題4 次の言葉の使い方として最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

1.

規制

2.

入手

3.

素早い

4.

経緯

5.

退く

6.

還元

問題5: 問題5 次の文の( )に入れるのに最もよいものを、1・2・3・4 から一つ選びなさい。

1.

アナウンサー「次の試合は優勝候補同士の対決です。( )どちらが勝つのでしょうか。」

2.

相手の意見に対して、どんな反論を()自由だが、自分の考えを一方的に押し付けるのはよくないと思う。

3.

A公園ではバーベキューや釣りもできるので、親子で一日楽しめる。週末()、いつも朝から家族連れでいっぱいだ。

4.

「このプロジェクトが成功()、リーダーの君にかかっている。」と課長に言われ、やる気が高まった。

5.

昨日初めてハンバーグを作ったが、家族にあまりおいしくないと言われてしまった。今度は絶対おいしく( )。

6.

このパソコンは新品だと10万円はするが、中古なら高くても4、5万円( )。

7.

数々の名曲を生み出し、天才作曲家と呼ばれる山川氏だが、天才( )苦悩もあったという。

8.

今回の市長選挙で、川西氏は、福祉や教育の充実を訴えて市民の心を()、支持が得られず、落選に終わった。

9.

弟は就職活動がうまくいかず大変そうだが、私が代わることもできないので、自分の力で( )。

10.

"(メールで) 風邪の具合はいかがですか。今年の風邪は長引くみたいですから、どうぞお気をつけください。一日も早く回復( )。"

問題6: 問題6 次の文の_★_に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

1.

 町の夏祭りに行くときはいつも一人だ。一人で、___ _★_ ___ ___ 約束して一緒に行く必要も ないからだ。

2.

先月初めて出版した自分の小説の売れ行きが気になっているが、友人の前では、そんなこと ___ _★_ ___ ___ 言ってしまう。

3.

授業のレポートなどでインターネット上のデータを使用するとき は、情報が正しい___ ___ _★_ ___ も重要である。

4.

部屋が汚いことを___ ___ _★_ ___ まだ汚いと言われた。

5.

 政府は景気回復のための政策を進めてはいるが、景気が回復してきている ___ ___ _★_ ___ 現状である。

問題7: 問題7 次の文章を読んで、文章全体の趣旨を踏まえて、(41)から(45)の中に入る最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

"近くの商店街を歩いていたら、新しい店ができていた。お好み焼き屋のようだ。さりげなく覗くと、客はまばらで、しらじらとした灯りがテーブルに反射している。一緒にいた友人と「大丈夫なのかな、こういう店」などと言いながら通り過ぎようとしたら、突然ドアが開いてエプロンをした若者が飛び出してきた。「よろしくお願いしますッ!」と店のカードを差し出す。勢いにのまれて受け取ると、ぺこりと一礼して戻っていった。店を覗いていた私たちに気がついて、反射的に店から【41】。 「やるねえ、あの子」と友人。彼女は企業の管理職である。理屈ばかりで身体が動かない若者が多いとぼやき(注1) 「ああいうのが一人、部下に【42】」と言った。「ほんとほんと」と私。 【43】だって若いころは、考えることと身体が動くことの間に時差がなかった。駆け出しの編集者時代、ロケやスタジオ撮影の現場では、指示されるより先に走りだしたものだ――。友人に向かって自画自賛しながら、頭の隅で思っていた。本当は今だって、そうじゃなきゃマズイんじゃないか、と。 フリーランサー(注2)の私は、一生、管理職になることはない。アルバイトか店主かは知らないが、あの若者と同じ立場なのだ。【44】いつの間にか、ひどく腰が重くなっている(注3)。 よし、明日からは臨戦態勢(注4)でいくぞ。見習うべきは【45】。思わず苦笑した。しかし気分は悪くない。若 者よ、ありがとう。 (日本エッセイストクラブ編『散歩とカツ丼ー10年版ベストエッセイ集』による) (注1) ぼやく: 不満に思っていることを独り言のように言う (注2) フリーランサー:組織に所属せず個人で仕事をしている人 (注3)腰が重くなっている:行動を起こすのが遅くなっている。 (注4)臨戦態勢:ここでは、いつでも動けるように準備ができている状態"

1.

(41)

2.

(42)

3.

(43)

4.

(44)

5.

(45)

問題8: 問題8 次の(1)から(4) の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4 から一つ選びなさい。

1.

"無駄なものを早めに見極め、優先度をつけ、いかにスピーディーに仕事をこなしていくか。それが賢く成果を出す方法だ。目の前の先輩たちも、そうやって働いている人も多いのではないかと思います。 でも、そうした人たちの問題点は、仕事の判断軸が自分になるということです。結局自分が効率的に働けるか、自分が求められている仕事量を時間内にこなせるかが最大の判断軸になっていくのです。 すると、できる範囲のこと、無理のないことに収まっていってしまうのです。 (高橋克校『「上司がさっぱりわかってくれない」と思っているあなたへ』による)" この文章で筆者が言いたいことは何か。

2.

"以下は、ある会社で回覧された文書である。 2015年12月1日 社員各位 年末年始休業に伴う出張経費精算書類の提出について 出張経費精算書類の12月の受付は月末ではなく25日(金)までとなります。25日までに受理した書類については、1月末日に各人の個人口座に振り込みます。25日を過ぎたものについては、2月末日の振り込みとなりますのでご了承ください。領収書の添付漏れや記載ミスへの対応も業務再開後となりますので併せてご了承ください。 なお、出張経費精算書類の1月の受付は年末年始休業明けから再開し、締め切りは通常通り月末となります。 以上" 出張経費精算書類について、この文書で最も伝えたいことは何か。

3.

"コンピュー ータ化の進行とともに、記憶力のみならず、計算力とか、情報整理力とか、 いくつもの脳の雑用と思われている作業を電脳(注)に負わせるようになった。肉体労働だけでなく、精神労働の負担からも人間を解放し、持てる力をなるべく創造的な仕事に振り向けようというのだろう。しかし、創造力とは何だろう。記憶力や情報整理力など脳の基礎体力の上に成り立つもののような気がしてならないのだ。(米原万里『心臓に毛が生えている理由』による) (注)電脳:コンピューター" この文章で筆者が最も言いたいことは何か。

4.

"誰にとっても、感情とどうつきあうかということはなかなか厄介な問題である。感情とうまくつきあうということは、単に社会的場面での感情表現をうまくコントロールするということではない。むしろ、感情の豊かさや複雑さを通して、またしばしば測りがたく統御(注)しがたい感情の動きを通して、生きることを味わい、人生を活性化しながら、しかも感情の力に支配されないということであろう。 (井上俊・船津衛編『自己と他者の社会学』による) (注)統御する : 思いどおりに扱う" 感情とのつきあい方について、筆者はどうすればよいと述べているか。

問題9: 問題9 次の(1)から(3)の文章を読んで後の問いに対する答えとして最もよいものを、 1・2・3・4から一つ選びなさい。

"以下は、ある映画監督が書いた文章である。 勝負を続けている限りは、負けは確定しない。勝ったり負けたりしながら、人生は続いていく。ただ、勝負を続けていくうちにだんだん勝負はついてくるし、くだらない失敗はしなくなってくる。スキル(注1)が上がってくるからだ。 映画の話で言えば、僕は映画制作のシステムそのものに、大負けをしない仕掛けを組み込んだ。それは、①「他人と 仕事をする」ということだ。他人という客観性を映画制作の現場に持ち込めば、独りよがり(注2)な作品に突っ走ることを彼らが防いでくれる。それに僕は優秀なやつとしか組まないから、僕ひとりで使いと何もかも考えるよりずっと映画の質は高くなるのだ。 勝負を続けていると、思わぬ成果が飛び込んでくることがある。かって負けたと思い込んでいた勝負に、後になって勝ってしまうことがあるのだ。僕の例で言えば、愚直(注3)に映画を撮り続けて、ある程度の評価を得るうちに、 かってボロクソに言われ(注4) た作品に光が当たり、再評価されるようなこともある。(中略) だから②絶対に勝負を諦めてはいけない。ただし、常勝を狙うのは禁物だ。勝負をしなければ勝つことはできないが、必ず勝とう、絶対に失敗しないようにしようと意気込んたら、緊張感や気負いや、そんな余計なものを背負い込んで結果的に負けてしまう。 (押井守『凡人として生きるということ』による) (注1) スキル:技術 (注2) 独りよがりな:ここでは、自己満足の (注3)愚直に:ここでは、まじめに、こつこつと (注4) ボロクソに言われる:ここでは、ひどい評価を受ける"

1.

①「他人と仕事をする」ことの利点について、筆者はどうのように述べているか

2.

②絶対に勝負を諦めてはいけないとあるが、なぜか。

3.

筆者によると、勝負を続ける上で気をつけるべき点は何か。

問題10: 問題10 次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

"以下は、歴史学者について、歴史小説家との比較を中心に書かれた文章である。 歴史学では、史実の究明にはもちろんのこと、新しい歴史像を提示する時にも史料(注1)的根拠が必要です。そして、この史料的根拠を基盤とするがゆえに、歴史学者の歴史観は、相互に批判可能なものです。これは、物理や化学といった自然科学の世界で新理論を展開する場合に、その論拠、論理を他の学者にも検証可能な形で提示しなければならないことと同様です。 しかし、小説にこうした論証を求めるのは無理というものです。最近の小説家に歴史研究者同様の姿勢を求める向きもあるようですが、これは筋違いとしか思えません。やはり、歴史研究と歴史小説は、そもそも目的も手段も違うものなのだとしか言いようがないのです。 また、あるいは、次のような話が参考になるでしようか。 ある時、理学部の天文学(注2)の先生に、「どうして彗星や小惑星などの新天体を発見する人には、アマチュアの天文家が多いのですか」と聞いたことがありました。 新聞でも報じられるような天体現象の発見に、意外と専門研究者が少ないことが気になっていたからです。すると天文学の先生は、「天文学の先端では、彗星などの発見よりは、大きな電波望遠鏡を使って、ある一定の方向から地球に届く宇宙からの電波情報を継続的に受け取り、その数値の分析によって宇宙の大きさを推測したり、宇宙の成り立ちを究明したりしているのです」と教えてくれました。 (中略) 歴史学者と歴史小説家の違いも、これに近いものがあります。歴史小説家を歴史のアマチュアとするつもりはありませんが、同じく歴史を扱いながらも、その立ち位置は違うものだと言えるでしょう。 歴史小説では、誰もがよく知っている人物や事件をとりあげて小説にすることが多いようですが、歴史研究ではむしろ誰も知らないような人物や事件を入り口として史実を究明することがほとんどです。また、政争に誰がいかにして勝ったかというような政治のダイナミックな人間の動きよりは、制度的な政治システムの変遷を追究する方が研究手法としては主流です。そのため、 歴史学者が世間一般の歴史フォンを驚かせるような新説を立てる、というようなことは、稀なこととなるのです。 もちろん、天文学者であれば研究機関に属していようが星に無関心でないのと同様に、歴史研究者もメジャーな歴史トピックに関心がないわけではありません。しかし、一見地味な事例研究を積み重ねることによって、 それまでの通説を修正する新しい視点が見いだされていくことを、研究者は知っているのです。つまり、一足飛びに(注3) 通説を覆そうとして、特定の視点から史料を読むような真似(注4) は禁物なのです。 (山本博文『歴史をつかむ技法』による) (注1)史料:歴史を研究するための文献や遺物 (注2)天文学:宇宙と天体について研究する学問 (注3)一足飛びに:ここでは、手順を無視して一気に (注4) 真似:ここでは、行動"

1.

筆者によると、歴史学と自然科学の共通点は何か。

2.

天体現象の発見に専門研究者がいないのは、なぜか。

3.

歴史小説家について、筆者はどのように述べているか。

4.

歴史学者について、筆者はどのように述べているか。

問題11: 問題11 次のAとBの文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

"A 現在の若者世代は、「車離れ」などの言葉に象徴されるように消費に対して消極的な世代だととらえられることが多い。高級車やブランド品などかつて若者があこがれたものに見向きもしない若者が増加しているという。要因の一つとしては、収入が少なく未来に希望が持てないために節約志向の若者が増えていることがあると言われているが、生まれたときから多くのものに囲まれて育ったおかげで、ものそのものに対する欲求が低いことも挙げられよう。 とはいえ、そのような若者たちも全く消費をしないわけではない。彼らは、単なるものだけではなく、人とのつながりや体験を共有するためにお金を使うのだ。 B 若者の消費実態を俯瞰(注1)すると、今の若者は、デフレや流通環境の進化による消費社会の成熟化、情報通信をはじめとする技術進化の恩恵を受けて、バブル期(注2)の若者よりもお金をかけずに多様な商品・サービスを楽しめる環境にある。気価で高品質な商品・サービスがあふれ、娯楽も多様化していることで、選択できる対象も増えている。こういった変化によって、今の若者では消費に対するモノサシが変わり、「クルマ」や「高級ブランド品」といったバブル期の若者が欲していたものへの興味関心が相対的に薄れているのだろう。 つまり、「若者はお金を使わない」わけでなく、お金を使わなくて済むようになり、価値観の変化により欲するものが変わってきている。 (久我尚子『若者は本当にお金がないのか?一統計データが話る意外な真実』による) (注1)俯瞰する : ここでは、全体を見る (注2) バブル期:1980年代後半から1990年代初頭の、日本の景気が非常によかった時期"

1.

現代の若者の消費傾向について、AとBはどのように述べているか。

2.

若者の消費傾向の変化の要因について、AとBが共通して指摘している点は何か。

問題12: "山の風景画は、世の中にいくらでもある。日本画にしろ洋画にして、古今東西あまたの(注1) 画家たちが、その題材に「山」を選んでいる。モチーフとしての山の意味するものはさまざまだろうが、個人的にはそれらに興味を惹かれることはなかった。 なぜか。 一般的な登山者が山を眺めたときの感慨は、おおむね似かよっている。それは、雄大さ、峻厳さ(注2)、あるいは優しさといったステレオタイプな観点から山を賛美し、その風景を自分の心の展示箱に納めて「いい思い出」にしてしまう。そして、山岳画や山岳写真の作家たちの多くもまた、似たようなイメージを印画紙やカンバスなどに再現して、狭い市場のなかで再生産している例が少なくない。 だが、山に登る者の心に刻印 (注3) される山の風景は本来限定的なものではなく、確定しえない動的な現象として記憶されてもよいのではないだろうか。見る者の心のなかで定着される山のイメージは、そしてその表現は、もっと多様であるべきだろう。 つねに転変をくり返す「海」に対して、動かざるものの象徴として、「山」が引き合いに出されることもある。はたしてほんとうに山は動かないのか。(中略) 一登山者としてこう思う。山は動いている、と。それは、地殻(注4) 変動や火山の噴火など大規模なものだけではない。遠目には同じように見えても、風に吹かれて砂塵は舞い、山腹を覆う植物たちは陽光を浴びて茂し、 渓流はその谷の深さを日々深く削り、刻一刻と変化しつづけている。そういった微細な物理的変貌、小さな生命たちの死滅と再生が瞬時も止まることのない現場が、「山」なのである。 都市の風景は近代以降多様な都市論の対象となってきたが、本来、多様性に富んでいるはずの山という場所を表現するイメージが、なぜこれほどまでに単一的なのか。 それは、山というつねに転変する自然から、都市部の生活者の生活が乖離してしまったことに、原因を求めることが できるかもしれない。山の変化に気づくほど山を観測していないから、その変化にも気づかない。 何十年も山で暮らしてきたような画家でさえも、その表現は先述した域を出ることは稀だ。思うに、そういった者は 都市生活者とは反対に、表現への憧れが先に立ち、山の実相(注5)を表現しえていないのかもしれない。 (志水哲也編『山と私の対話』による) (注1)あまたの:数多く刻の (注2)峻厳さ:厳しさ (注3) 刻印する:ここでは、刻む (注4) 地殻:地球の表層部 (注5) 実相:本当の姿"

1.

個人的にはそれらに興味を惹かれることはなかったとあるが、なぜか。

2.

筆者は山をどのようにとらえているか。

3.

都市生活者と、何十年も山で暮らしてきたような画家について、筆者はどのように述べているか。

4.

山の風景画について、筆者はどのように考えているか。
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