JLPT N1 – Đề 6

Cấp độ: N1 Thời gian: 170 phút Tổng điểm: 155

言語知識(文字・漢字・文法)- 読解

問題1: 問題1___の言葉の読み方として最もよいものを1・2・3・4から一つ選びなさい。

1.

これから概略をご説明します。

2.

面接にはしっかりと準備をして臨みたいと思う。

3.

昨日督促の電話がかかってきた。

4.

春になり辺りには花の香りが漂いはじめた。

5.

応募作品を厳正に審査した。

6.

これ以上拒んでもしかたない。

問題2: 問題2()に入れるのに最もよいものを1・2・3・4から一つ選びなさい。

1.

議会に提出された条例は賛成多数で( )された。

2.

この国に来たころは言葉も通じず知人もいなくてとても( )気持ちになったものだ。

3.

A社は銀行からの支援によって経営の悪化を何とか()ことができた。

4.

この会社の営業部では社員一人一人に毎週厳しい()が課されている。

5.

今日の対談はサッカー選手と物理学者という()の組み合わせで行われる。

6.

この美しい映像はコンピュータの最新技術を( )して作られたものだ。

7.

この数年で数々の食品問題が発覚し食の安全に対する信頼が()はじめた。

問題3: 問題3___の言葉に意味が最も近いものを1・2・3・4から一つ選びなさい。

1.

そのことが一番気掛かりでした。

2.

案の定川西さんは来なかった。

3.

公の場で不用意な発言はしないでほしい。

4.

これはかなり厄介な問題だ。

5.

山田氏は当時のことを回想して次のように語った。

6.

これは手分けしたほうがいい。

問題4: 問題4次の言葉の使い方として最もよいものを1・2・3・4から一つ選びなさい。

1.

抱え込む

2.

裏腹

3.

耐えがたい

4.

携わる

5.

人一倍

6.

復旧

問題5: 問題5次の文の( )に入れるのに最もよいものを1・2・3・4から一つ選びなさい。

1.

この島では春になると花()花が一斉に咲いて島全体を埋め尽くします。

2.

うちの猫はカメラを向けると逃げてしまう。()カメラのレンズが怖いようだ。

3.

今年は景気の回復傾向()大企業を中心に給与の支給額が増えると見込まれている。

4.

普段はLサイズを着ているのに間違えてMサイズのTシャツを買ってしまった。でも着てみたら少しきついがMサイズも()。

5.

(ホテルのホームページで) このページでは当ホテルにご宿泊いただいたお客様から()ご意見ご感想を掲載しております。

6.

悪いと思うなら素直に「ごめん」と()弟はそれができなくてすぐ言い訳する。

7.

私が小学校に()のころ父とどこか大きな川へ釣りに行った記憶がある。

8.

バスの窓から大きな虹が見えたので写真を撮った。山道を走るバスに()けっこう良く撮れていた。

9.

試合後木村選手は「絶対に勝ちたい相手だっただけに大事な場面でのミスが()」とコメントした。

10.

夫 「見て。実家から米が届いたよ。」 妻「わあすごい。これだけたくさんあれば私たち当分お米は()ね。」

問題6: 問題6次の文の_★_に入る最もよいものを1・2・3・4から一つ選びなさい。

1.

彼はこの映画で純粋で不器用な_____ _____ __★__ _____までに演じきった。

2.

社長は「常に魅力ある新商品を開発し続けることが重要でありそれ_____ _____ __★__ _____ない」と語った。

3.

たんぱく質は体の組織を作る重要な成分ですが多くとった_____ _____ __★__ _____ものでもなくとりすぎは逆に健康に悪影響を及ぼすことがあります。

4.

来年2月のコンサート_____ _____ __★__ _____となるCDを発売した。

5.

新型ゲーム機について来月あたりに何らかの発表を_____ _____ __★__ ____ホームページ上で公表し話題となっている。

問題7: 問題7次の文章を読んで文章全体の趣旨を踏まえて(41)から(45)の中に入る最もよいものを1・2・3・4から一つ選びなさい。

以下は丑年の2009年1月7日に新聞に掲載された文章である。

牛の気持ち

子供の頃十二支の民話(注1・2)を聞いたとき私が気になったのはとにかく牛のことだった。牛は「自分は歩くのが遅いから早めに出発しよう」とずいぶん早いうちから出発した。そして一着でゴールする寸前であったにもかかわらず自分の背中に乗っていた鼠に先を越されてしまう。

牛がどんな気分だったかと考えると切なくて仕方がない。自分の地道な努力が利用されることはさぞかし悔しかったはずだと(41)。がそのことを話すと母は「牛はあまり気にしなかったんだよ。十二支には入れたし。「モーいいか」と思ったくらい」と答えた。少しほっとした。確かに十二支の一番目が二番目に比べて特典があるとも思えない。怒るほどのことでも( 42 )。

さて先日子供が指を怪我した。軽い打撲だとは思ったものの小心者の私はすぐに整形外科へ向かった。車を走らせ医院に辿り着くと駐車場がいっぱいでこれは混んでいるなと焦った。エレベーターに乗ると向こうから走ってくる男性がいる。閉まりかけの扉を開くが相手は礼も言わずに乗り込んできて目的階に到着すると当然のように先に降りさっさと受付へと向かってしまった。

「こちらのほうが先に来ていたではないか!」と言葉が出かかった。(43)頭を過ぎったのが牛のことだ。「ゴール寸前で追い抜かれた牛はこの程度のことは気にかけなかったはずだ。ここは『モーいいか』の精神だ」と思えたのだ。なるほど牛のおかげで(44)と私は気を良くし(注3)その後「十二支の民話」の本を探した。読んでみると追い抜かれた牛の場面には「とても悔しがり『モーモー』と怒りました」と書いてある。何と牛(45)怒ったのだ。そのことにショックは受けた。が怒るべき時は怒るこれも大事なことだなと私は調子よく考える。今年の私の目標は「モーいいか」と「もう怒りました」をバランス良く使い分けることだ。

(伊坂幸太郎 『3652――伊坂幸太郎エッセイ集』による)

(注1)十二支:十二年で一回りする暦。一年ずつを異なる動物で表す

(注2)十二支の民話:十二支の動物を競争で決めたという話。一番目が鼠で二番目が牛になった

(注3)気を良くする:いい気分になる

1.

(41)

2.

(42)

3.

(43)

4.

(44)

5.

(45)

問題8: 問題8 次の(1)から(4)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、 1・2・3・4から一つ選びなさい

1.

「できる人のモノサシ」は、ごく一部であるエリートにしか通用しません。でも大多数に属している平凡な自分がも つ「ふつうのモノサシ」は、世の中の多くの人に通用するモノサシです。その「ふつうのモノサシ」からこそ、多くの 人に共感されるヒット商品が生み出せると思うのです。

自分は平凡だとか、つまらない人間だと思っている人にこそ、「売れる発想」がわき、「売れるシナリオ」が組み立てられ、「売れる商品」を作れるのではないか。私はそんなふうに考えています。

(吉川美樹『半径1メートルの「売れるり発想術』による)

「売れる商品」を作れるとあるが、なぜか

2.

グーテンベルクの活版印刷革命から約500年、今世紀、デジタル技術による情報爆発の時代が始まった。だれもが発信者になるインターネット世界で、すでに情報は飽和している。すると、「いかに蓄積された情報を統合的に再利用するか」がキー(注)になる。大量に蓄積された情報の中から重要なものを発掘して新たな創造に結びつけていく技術。それは古代から書物を大量に蓄積し、索引検索によって利用できるようにしてきた図書館の基本システムそのものだ。図書館は、私たちが思っているよりはるかに未来的なものだ。

(朝日新聞グロープ2013年8月18日付による)

(注) キー:ここでは、重要な点

未来的とあるが、どのような点が未来的なの

3.

"職業として芸術家や学者、あるいは創造にかかわるひとびととは生涯コドモとしての部分がその作品をつくる。その部分の水分が蒸発せぬよう心がけねばならないが、このことは生活人のすべてに通じることである。万人にとって感動のある人生を送るためには、自分のなかのコドモを蒸発させてはならない。じつをいうと、この世のたいていの職業は、オトナの部分で成立している。とくに法律や経理のビジネスの分野はそうである。ところが、うれしいことに、そういう職業人のなかに豊潤な鑑賞家や趣味人が多い。

(司馬遼太郎『風塵抄』による)

うれしいことにとあるが、何がうれしいのか

4.

我々は裸の眼でものを見ているように思っているが、実際そうではない。我々は、常識という色眼鏡でものを見ている。そして、常識を作ったのは、過去の偉大な人間であり、その偉大な人間はある学問や芸術を創り出し、そして、新しく世界を見る眼を我々に教えた。その眼が歴史的に我々に伝承され、我々はその眼でもって、ものを見、しかも裸の眼でものを見ていると思っている。しかし、一つの眼である限り、そかは世界を歪んで見ているのである。その眼からはどうしても見えない何かがあるのでる。

(梅原猛『饗宴一梅原猛随想、と対話』による)

この文章で筆者が述べていることは何か

問題9: 問題9 次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、 1・2・3・4から一つ選びなさい

私たちは、日々、大量の情報を処理しなければならない現代において、本もまた。「できるだけ速く、たくさん読まなければいけない」という一種の強迫観念にとらわれている(注1)。「速読コンプレックス」と言い換えてもいいかもしれない。しかも、楽をしてそれができるのであれば、言うことはない。巷に溢れかえっている速読法を説く本は、①そうした心理に巧みにつけこむ(注2)ように書かれている。

もちろん、時と場合によっては、速く読むことも必要だろう。「明日までに大量の資料を読んで書類を作らなければいけない」といった状況下では、速読や斜め読み(注3)は避けられないだろう。しかしそれは、単に一時的な情報の処理であり、書かれた内容を十分に理解し、その知識を、自分の財産として身につけるための読書ではない。単に、情報の渦の中に否応なく巻き込まれてしまっているだけで、自分の人生を、今日のこの瞬間までよりも、さらに豊かで、個性的なものにするための読書ではないのである。

読書を楽しむ秘訣は、何よりも、[速読コンプレックス]から解放されることである!本を速く読まなければならない理由は何もない。速く読もうと思えば、速く読めるような内容の薄い本へと自然と手が伸びがちである。その反対に、ゆっくり読むことを心がけていれば、時間をかけるにふさわしい、手応えのある本を好むようになるだろう。

(平野啓一郎『本の読み方スローリーディングの実践』による)

(注1) 強迫観念にとらわれている:ここでは、強い思し、から逃げられない

(注2)~に巧みにつけこむ:ここでは、~をうまく利用する

(注3)斜め読み: ざっと読むこと

1.

そうした心理とあるが、どのような心理か

2.

51 筆者によると、速読をしなければならないのはどのようなときか

3.

筆者によると、読書を楽しむにはどうすればよいか

問題10: 問題 10 次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4 から一つ選びなさい

私は、一人の作曲家として、色々な機会に、自分の作曲について語ってきた。しかしそれは、私自身が、自分の作曲についてよく知っている、ということを意味するわけではない。私の作曲には、言葉で説明できるような組織的な方法論はない。作曲するときの私は、単に、感覚に頼って、直観的に「これが好い」と納得できる音の連なりを探し続ける。 そして、「ここが曲の終わりだ」と感じるところにいたったとき、一つの曲の出来上がりとなる。ただそれだけである。

「これがよい」あるいは、「ここが曲の終わりだ」という感覚的な判断の根拠は、説明できない。そして、①そのようにして作った曲が何であるのかについても、よく分からないのである。

もっとも、私は、自分の作曲について本当に何も知らないというわけではない。そもそも、どうやって何を作るかということを全く知らずに物を作ることは、不可能である。例えば、もし、ガラスのことも、そして、花瓶というものがどのようなものかも知らなければ、ガラスの花瓶を作ることはできない。同様に、作曲の場合にも、素材である音と、その音の構成の仕方について知らなければ、そしてされに、音楽というものがどのようなものなのかを知らなければ、曲を作ることなどできない。作曲をするからには、作曲者は、当然、それらにについて一応知っている。

(中略)

作曲は、必ず、何らかの伝統における「基本的な」知識を前提としている。だが、その「基本的な」知識をそのまま(大抵の場合、無意識的に)受け入れて、その範囲で作曲する「保守的な」作曲家達がいる一方で、前衛主義に代表されるような、新たな音楽の可能性を求める作曲家達は、自らが出発点とした伝統における「基本的な」知識の外に踏み出そうとする。そして、この伝統からの踏み出し一あるいは、「逸脱」と言うべきかもしれない一は、常に、実験的な性質を帯びる。つまり、非伝統的な素材を用いることによって、あるいは、非伝統的な音構成法を試みることによって、伝統に由来する「基本的な」知識が告げる音楽というもののイメージから逸脱した未知のものが産み出される可能性があり、そして、この未知なるものを相変わらず「音楽」と呼ぶとしても、それがどのような意義と価値をもつ音楽なのかは、分らないのである。その意義と価値を判断するためには、そこに生まれてきた音楽そのものを吟味してみるほかはない。

私が、自分自身の作曲について語り得ることは、まさにこのこと、つまり、自らが行った実験的な試みの結果として産み出された音楽についての吟味であり、言い換えれば、自分が行ったこととその結果についての自分自身による解釈なのである。

(近藤譲「音楽という謎」による)

1.

そのようにして作ったとあるが、どのように作ったのか

2.

筆者は、ガラスの花瓶の例を挙げて何を言おうとしているのか

3.

新たな音楽の可能性を求める作曲家達の音楽とは、どのようなものか

4.

筆者によると、自分自身の作曲について語れることはどのようなことか

問題11: 問題 11 次の A と B の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、I・ 2・3・4から一つ選びなさい

A

子どもの昆虫採集について、生命尊重や希少種保護の観点からの批判的な意見が聞かれる。これに対しては、子どもが採集する数など微々たるものなのだから、自然と触れ合うことのメリットを重視すべきだという反論もある。

確かに幼少期の自然体験は自然観の形成に必要ではあるが、実際に子どもの昆虫採集の様子を見ると、子どもが魅力を感じているのは捕獲の瞬間だけだ。子どもの興味に任せるだけではただの遊びにしかならない。そのため、昆虫採集をより有意義な体験にするには、大人からの働きかけが必要だ。昆虫の体や生態を見て知る姿勢を教え、子どもが種の多様性に気づくようにすることが大切だ。

B

虫取りに夢中になって時間を忘れてしまう子や自分のつかまえたバッタ(注)に見入ってしまう子は、もうその活動の中にその子どものよさや可能性が秘められている。「どこがおもしろいの」と訊ねれば、彼らは根拠を持って今自分が価値を持って見つめているものについて答えてくれるだろう。彼らの学びは、もうすでに始まっているのだ。 学びを通して、自然に対し自分なりの意味を構築していく中で「年命観」も「自然観」も進化していく。 それに伴って、「生命愛護」「自然環境との共存」という心情も深化していくものだろう。 (中略)そのように考えるとき、自然に対して自分なりの意味を見いだせるかということ、実感を伴った理解が行われるかということを抜きにして、「生命愛護」も 「自然環境との共生」も語ることはできないだろう。

(角屋重樹森本信也編著『小学校理科教育はこう変わる一ニューサイエンスを求めて』による)

(注)バッタ:昆虫の一種

1.

子どもが昆虫をつかまえることについて、AとBはどのように考えているか

2.

AとBの認識で共通していることは何か

問題12: 問題 12 次の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4 から一つ選びなさい

たとえば、あなたが会社の中で企画部門に属し、①目標値を設定する仕事を与えられたとする。ここでは達成不可能な目標を設定したところで意味がないとされるから、外部環境や内部の状況を含め、諸々の要素を検討することになるだろう。その上で現状から考えて、達成可能かつできる限り高い目標を探ることになる。このとき、あなたが今後変わりうる外部環境を完璧に予想し、会社内部のすべてを完全に把握している存在であれば、目標を設定する仕事はこの上なく素晴らしいものだ。社員全員がこれに向かって全力を出せばそれでいいことになる。 しかし、実際にはそんなことはありえない。外部環境は予想もつかない方向に変わりうるし、社内では、上からの目が届かないところでアイデアを隠し持った人が必ずいる。固定化した目標は、不確定要素にまったく対応できないのである。しかも、こうした事前に予想ができない要素にこそ、大きなビジネスチャンスが転がっている。 だから目標を設定するならば、変化に対応する中で、各人の創意工夫の果てにやっと達成されるようなものでなければならない。しかし、事前にこれらをすべて盛り込むことはできるはずもないから、何となく納得感のありそうな落とし所(注1)を探すことになる。大人はこの落とし所という言葉が大好きなのだが、こんなものに意味があるはずもないのだ。これではすべての可能性を引き出すことができないのである。 これは個人としても閉じことである。中略) 試合直後の力士にインタビューをすれば、「明日の一戦をまた頑張るだけ」と答えが返ってくるだろう。ゴルフツアーの最終日を明日に控えたプロ選手でも、翌日のスコア目標などは口にしない。そんなことを考え始めれば、プレイが崩れ始めることを知っているからだ。 課それにもかかわらずビジネスになると途端にゴールをしようとするスポーよりも選が確定 な要素が多いにもかかわらず、目標によって自分たちを縛りつけようとするのである。これにはかなり②違和感を覚える。 どんなことでも、周囲の状況はどんどん変わることが当たり前である。それにもかかわらず、自分だけ変わらないのはおかしい。過去に立てた目標によって自分を窮屈な存在にしてはいけないのである。もしどうしても目標を立てたいのであれば、ほとんど実現不可能ページ大10/標15時つべきだしもこれ自体はその達成方法を考えるのに役には立たない。自分が持つ可能性を大事にしたいのであれば、目の前のことだけに投入(注2)し、何かしらの(注3) 変化を察知するにつけ、次のベストを探すというスタンスを保持することが重要である。

(成毛眞『大人げない大人になれ!』による)

(注1)落とし所:妥協点

(注2)投入:ここでは、集中する

(注3)何かしらの:何らかの

1.

①目標値を設定する仕事では、どのような目標を設定しようとするか

2.

筆者は、何がビジネスチャンスにつながると述べているか

3.

②違和感を覚えるとあるが、どのようなことに違和感を覚えているか

4.

この文章で筆者が言いたいことは何か
0247.101.9868
Học thử miễn phí