石川「あ、山下さんはX社にお勤めなんですね。今度、田中さんは社長になられる そうで。」
山下「え、石川さん、田中とお知り合いなんですか。」
石川「ええ、前に仕事で大変お世話になったことがあって、よく( )よ。」
木村「うん」
山田「とってもおいしい。今度作り方教えて。時間があるとき( )。」
友人からの深夜の電話。彼女は息子の小1のときのクラスメートの母親で、いわゆるママ友である。お寿司屋さんの彼女とは家族ぐるみのつき合いで、もう20年以上が経つ。仕事を持つ私たちが自分の時間を持てるのは、決まって深夜。いつも真 夜中にいろいろなことを話し、助け合いながら生きてきた。
【41】息子が一人暮らしを始めた。育ち続けるのだそうだ。お祝いを兼ねてアパートを訪ね、夕食を作り、洗濯をし、汗だくになって真新しいカーテンをつけ終えたという。そして帰る母親に彼は一言「じゃあね」。その「じゃあね」に頭にきたと。 なぜ、「お母さんありがとう」と言えないのだ。【42】と、寂しくなったという。 彼女自身は幼い頃に両親が離婚し、父親の元で育ち、中学から家事一切を任されていた。彼女の洗濯物のたたみ方は今でも見ていて美しく、気持ちがいい。子供たちにはできる限りのことをしてあげたいと、いつも一生懸命やってきたという。それでいいんだよ」。そう答えながら、私には突然、自分が7歳のときの光景が蘇った。
【43】、私の母も働いていた。ある日、初めて友人が家に遊びに来ることになり、前の晩一緒にお風呂に入りながら、母にそのことを告げた。「明日ね、○○チャンと○○チャンと...」。母は黙って【44】。翌日帰宅すると、テーブルの上の紙皿に、人数分の数種類のお菓子がきれいに並べられていた。手作りのケーキや高価なお菓子でもなんでもないけれど、私は自慢げにみなに言った。
「さあ、おやつですよー」
(注1) ファンタジー:幻想
(注2) 先んじてここでは、誰よりも早く
(注3) 長けている優れている
(注1)博す:得る
(注2)学びの真正性:ここでは、本物の学び
変化の激しい時代に必要な頭の使い方というと、できるだけ多くの情報を集めて、できるだけ正しく未来を予測するといったことを、イメージする人は少なくないでしょう。
しかし、多くの情報を集めても、世の中が予想もしない形で変わると、それらがあまり役に立たなくなってしまう可能性があります。つまり、変化の時代とは、将来が見通しにくい時代でもあるのです。このような時代に必要なのは、ただ情報をかき集めることではなく、自分なりの発想や、自分なりの考え方を組み立て、情報を処理することで す。
(中略)
B
今は多くの情報があふれ、インターネットで何でも調べられるようになった。しかし、ただ待っているだけでは何も手に入らない。あくまで自分から情報を求めていかな ければ、あっという間に取り残されてしまう。 技術が高度に発展した現代では、ゼロから何かを生み出したり、人とは異なるものを考え出すのは困難だと思うかもしれない。しかし、独自の視点を持って既存のものやアイデアを組み合わせていくことで、これまでになかったものを創造することは可能だ。そのためにもやはり、土台となる情報が必要だ。現代は、どれだけ多くの情報を手にしているかで決まるといっても過言ではない。
(注1)等身大の:誇張のない
(注2) 奇をてらう:変わったことをして、他人の気をひこうとする
Hãy kiểm tra lại bài một lượt trước khi nộp để có thể đạt kết quả cao nhất.