Truyện cười tiếng Nhật số 89 – CHUYỂN NHÀ (引越す) 引越ひっこす 静寂せいじゃくをひどく好このむ男おとこがいた。ところが、住居じゅうきょは銅どうと鉄てつの鍛冶屋かじやどうしの間あいだに挟はさまれていて、朝あさからタた方かたまでずっとうるさく、これを苦くにして常常言つねづねいっていた、「この両家りょうけが引越ひっこしてくれる日ひには、ご馳走ちそうして感謝かんしゃするのだがなあ。」 ある日ひ、二人ふたりの鍛冶屋かじやが一緒いっしょにやって来きて言いうのだった、「僕ぼくらはもう引越ひっこすつもりなんだ、お宅たくはご馳走ちそうをするとのことだから、わざわざ頂戴ちょうだいにやって着きただよ。 それで、男おとこが引越ひっこしの期日きじつを尋たずねると、相手あいては「明日あしただよ」と言いう。 男おとこは大喜おおよろこびして、料理りょうりを一杯用意いっぱいよういして接待せったいし、酒さけを飲のませた後あとで、尋たずねて言いった、「お宅たくら二軒にけんはどこへ引越ひっこすのかね?」 二人ふたりの鍛治屋かじやは答こたえて言いった、「僕ぼくは彼かれの家いえに、彼かれは僕ぼくの家いえに引越ひっこすんだよ。」 単語たんご : Từ vựng 鍛冶屋 かじや thợ rèn, lò